結婚祝いのお返し内祝いの時期・選び方・金額相場・のし
無事2016年3月に結婚式を挙げることができたのですが、ありがたいことに数名から結婚祝いとしてお祝い(=現金)をいただきました。小さいころからお世話になっている親戚もそうですが、一度もお会いしたことのない父の会社関係者や、兄弟の妻の親族など、びっくりするような方々からいただきました。
そこで気になるのがお返しですよね。
お会いしたことない人もいますし、父の会社関係者もいるということで、好みが分からない人に対して失礼がないお返しは何がいいのか色々と調べたので、今日はそのお話を(^^)
<内容>
内祝いとは
いただいたお祝いへの御礼のことを内祝いというらしです。「お返し」ではなく「内祝い」と呼ぶのは、「お返し」ではなく「御礼」だから。あくまでもお祝いをいただいた御礼と「親しい人と喜びをわかちあう」「自分に祝い事があったのでお裾分けします」という意味合いだからです。もらった額に合わせて内祝いを選ぶので、「お返し」感はどうしてもでてしまいますが・・・^^;
結婚式だけでなく、出産祝いや新築祝い、入学祝い、成人祝い、就職祝い、快気祝いに対するお返しも内祝いと呼ばれるらしい。
披露宴に招待しなかった方や、招待したけれどご出席いただけなかった方からお祝をいただいた場合は「内祝い」を贈りましょう。直接顔見知りではない親戚や、両親の職場からお祝をいただいた場合も、お返しをします。
お祝いをもらってから内祝いをお返しするまで
結婚祝いをもらうなんて人生で多々あることではありません。内祝いという対応に慣れておらず、どうしていいかわからない内祝いのマナーですが、基本的なスケジュールをはずさなければ大丈夫。大事なことは基本をおさえることと、あとは感謝の気持ちを素直に表すこと、これがあればきっと気持ちは伝わります!
お祝いをもらってから内祝いまでの流れを自分の経験をもとに簡単にご説明します。
結婚祝いが届く
通常結婚祝いを渡す側(=結婚祝いをもらう時期)としては、挙式より1ヶ月前から1週間前に渡すのが一般的なマナーとされているようで、やはりお祝いは結婚式前後にもらうことが多いです。いろんな方(両親の職場など直接顔見知りじゃない方からもらう可能性も!)から、いろんな金額のお祝いをもらうことも多いので、いつ、誰から、いくらもらったか必ずメモするようにしましょう。
内祝いの品は?
内祝いを何にするかは相手との関係、好み、年齢にもよっても異なってきます。よくあるパターンだともらう側の負担が少ないお菓子や高級食材、タオルや洗剤などの消耗品(消えもの)、好きなモノを選べるカタログギフトや金券などがあります。
個人的にはダイレクトに額がわかる商品券、金券は避けたほうがいいと思います。
あとはお返しをする相手との距離感、関係にもよると思います。仲が良くて相手の好みなど分かる場合は好きそうなものを、親戚や親の友人、親の会社関連など少し距離のある方の場合はカタログギフトが無難だと思います。
ちなみに私たちも基本的には額に合わせたカタログギフト+ハワイ旅行土産(500円程度)のセットをお渡ししました。
カタログギフトはいろんな種類があります
単にカタログギフトと言ってもさまざまなものがあります。
有名ドコロだとリンベル、ハーモニック、モアージュあたりが人気です。
例えばリンベルだと、
3000円前後のものから、
5万円以上するものまで、
1000円くらい刻みで様々なものが用意されています。
面白いカタログギフトもある
通常のカタログギフト以外にも面白いカタログギフトがたくさんあります。
例えば、お食事券ギフトの美食ダイニングやとっておきの宿ギフトなどもあります。その他にもクラフトビールカタログギフトなどもあります。
披露宴に来れなかった友人へはクラフトビールカタログギフトを送ってみました(^^)
急遽披露宴にこれなくなった方への対応
結婚披露宴に参加予定で急遽これなくなった場合は、料理、飲み物、引出物、その他すべてキャンセルは間に合いませんので、参加した場合と同額(通常だと3万円)の御祝儀を渡すことがあります(というか参加者側として急遽キャンセルの場合はそうするのがマナーです)。その場合は内祝いとして引出物をお贈りすることが通例のようです。
のしの種類と書き方
実際に注文するとなると次に引っかかるのが熨斗(のし)。のしにもいろんな種類、書き方、それから包装の外側につけるか内側につけるかで内のし、外のしがあります。お店で買う場合には店員さんに任せればいいですが、ネットで注文する場合は自分で選択する必要があります。
のしの表書き
のしの表書き、つまり水引きの上に書き入れる内容については、「内祝」もしくは「寿」と書くのが一般的なようです。「御礼」と書く場合もあるようですが、本来内祝いは御礼=お返しではなくて、「親しい人と喜びをわかちあう」「自分に祝い事があったのでお裾分けします」という意味あいが強いので「内祝」または「寿」が推奨されます。
熨斗(のし)の結び
結婚内祝いでは、紅白の水引で結んだ「結び切り」が定番です。出産や昇進の内祝いでは蝶結びのものもありますが、これはほどけやすく、また結び直すという意味があります。結婚祝いではこんなことは起こってはいけないので、必ず「結び切り」を選びましょう。
送り主は「新姓」または「2人の姓名」
水引の結び上には「内祝」もしくは「寿」と書くというお話をしましたが、下には「結婚後の新姓」か「新姓の下に2人の名前を並べて」書くことが一般的なようです。ここは地域、家族によっていろんな意味があるので、両親などに相談することをおすすめします。
「内のし」と「外のし」
結婚内祝いを送る場合、のしの結び、表書き、送り主以外に、「内のし」「外のし」も検討する必要があります。名前の通り「内のし」は包装紙の内側にのしを付けるパターンです。包装紙で表書きが隠れてしまうため、お渡しするときには表書きが見えません。
逆に「外のし」は包装紙の外側にのし(熨斗)をつけるため、表書きがはっきりと見えます。その代わり宅配便や郵送で発送する場合、発送途中でのしが汚れてしまう場合がるので、この場合は内のしがおすすめです。
外のし、内のし、どちらがいいのかは厳密な違いはありません。控えめに、そして配送中の汚れなどを気にする場合には内祝い、先様にどんな目的で贈ったかを即座に伝えたい場合は外のしを利用しましょう。
私はすべて内のしでお返ししました。